二兎 純米大吟醸 備前雄町四十八

本日紹介する日本酒はこちら、「二兎 純米大吟醸 備前雄町四十八

愛知県のお酒です。二匹のウサギが目印の日本酒。

名前の由来は「二兎追うものしか二兎を得ず」を掲げ「味」と「香」、「酸」と「旨」、「重」と「軽」、「甘」と「辛」という相反する日本酒のうまみを一本で生み出すという意味を込めているとのこと。

味は、その名前のとおり非常に複雑。

酒米、備前雄町を48%まで精米したその口当たりは甘くフルーティーかと思えば、口に含めば酸味が主張し、そのくせ、のど越はキリっと辛口かと思いきや飲んだ後に舌に残るのは砂糖水のような甘さ

その複雑な味わい故、熱燗、ぬる燗、冷、すべてで味が異なります。

さらに、魚をつまみに飲めば甘さが際立ち、肉をつまみに飲めば辛さと酸味が際立ちます。

非常に面白い日本酒ですので、お店で見つけたら是非飲んでみてください。その複雑さが病みつきになります。

~お酒情報~ 

  • 名称   二兎 純米大吟醸 備前雄町四十八
  • 酒蔵   愛知県岡崎市 丸石醸造㈱  
  • 日本酒度 +1
  • 酸度   1.4
  • 度数   16度
  • 精米歩合 48%
  • 特徴   非常に複雑な味、口当たりは甘くフルーティーかと思えば、口に含めば酸味が主張し、のど越はキリっと辛口かと思いえば舌に残るのは砂糖水のような甘さ。